妊娠は女性特有のものであり、女性が全面的に引き受け、生む・生まないという選択があり、生まない選択肢の中の一つとして人工妊娠中絶があります。女性の健康課題についての8回目の講義は、人工妊娠中絶について、日本家族計画協会会長の北村 邦夫先生より解説いただきます。(講義についてのご質問がありましたら、コチラからお問合せ下さい。後日、Q&Aとしてまとめてご案内させていただきます。)
群馬県渋川市に生まれ。自治医科大学を一期生として卒業後、群馬県庁に在籍するかたわら、群馬大学医学部産科婦人科教室で臨床を学ぶ。1988年(昭和63年)から日本家族計画協会クリニック所長。現在一般社団法人日本家族計画協会会長、日本思春期学会名誉会員、日本母性衛生学会名誉会員など。
著書には「ピル」(集英社新書)、「セックス嫌いな若者たち」(メディアファクトリー新書)。「新版ティーンズ・ボディーブック」(中央公論新社)、「入門百科プラス 女の子、はじめます。」(小学館)、「みんなこうなるの? おとなになるためのベストアンサー 71のQ&A」(講談社)、「北村さんちのオトコの文通」(信濃毎日新聞社)など多数。
2008年2月26日にはヘルシー・ソサエティ賞を受賞。同年11月5,6,7日には第49回日本母性衛生学会学術集会会長を務めた。
2014年10月7日には第66回保健文化賞を受賞。翌日8日には、皇居において天皇皇后両陛下の拝謁を賜った。
一覧に戻る